CS眼科クリニックの昼休みは、ちょっと違います。仕事に行くのに、昼休みやお弁当は何よりの楽しみですよね。もちろん、私もそうです。
そんな只さえ楽しみな昼休みに、今月から……
名付けて「同じ釜の飯プロジェクト」が始まったのです。パチパチパチ(拍手喝采)
昼休み、休憩室の重い扉を開けると私たちは炊きたてご飯の香りに迎えられます。そんな幸せいっぱいの昼休みが、ほんの10日前から始まりました。
視能訓練士なのに、何だか最近は視力より嗅覚を鍛えられているようです。
遠足の朝、お母さんが作ってくれたおにぎりの幸せな匂い。玉子焼きが良く似合う、幸せの香りです。(o^―^o)ニコ
事の発端は先月の定例ミーティングでした。
「皆さんの福利厚生の新たな試みとして、ご飯を炊こうと思います」その院長の言葉が何を意味するのか、初めはチンプンカンプンでした。
「それに伴い、10合炊きの炊飯器を導入します」
ここで、背筋がシャンとするのが分かりました。
この春から、クリニックに全身麻酔での日帰り手術を実現させた院長の実行力はお墨付きです。
早速、事務長は大型炊飯器と共に、設置のための専用棚を購入、そして組み立て。
翌日には、同じ棚にご飯用のプラ容器まで大小準備され、10キロの米袋が銘柄違いで2袋宅配されると始まりの予感にスタッフは色めき立ちます。
「いよいだね!」
そして事務長が毎朝7合の米と格闘し、お昼休みの休憩室には炊きたてご飯が待っています。
アッと言う間に実現したのも事務長の辣腕なら、たった1週間で広がった「おかず経済圏」の威力も絶大でした。「わ~い!嬉しい」それだけで終わらせないのがCSスタッフの底力。
初日、誰かが到来物らしき箱入りお茶漬け海苔を差し入れてくれたのに始まり、5日目を迎える頃には出勤途中のスーパーで買ってきた刺身で、海鮮丼を作る強者まで現れました。1週間たった今では、My茶碗を持参する派閥も生まれています。
炊飯器ひとつ置いただけなのに、気づけばお昼休みが小さな屋台村のよう。
まだ「月に一度の炊き込みご飯の日」がいつになるのか実現こそしていませんが、月末までに実現しそうな予感がします。
食べることは人類の共通語。
「今日のお昼、何持ってきた?」
そんな会話が毎朝、誰からともなく始まって
「それいいね、真似しよう」と輪が広がります。
同じ釜の飯を食うこのプロジェクトは、CSスタッフに予想以上の連帯感を生んでいます。
どんなに視力が良くても、一眼だけでは立体感は出てきません。それと同じで、誰かと同じ釜を囲み、同じご飯をいただくことで、初めて見えてくる景色があるのかも知れないです。
この先、CS眼科クリニックはどう進化していくのでしょう。(つづく)

40代 視能訓練士歴:約20年
趣味は料理とピアノと読書
小児眼科、斜視についての学びを深めたく、勤務しております。













