• 2025年1月31日

斜位近視について学会で発表しました

院長の宇井です。
いつもありがとうございます!

パシフィコ横浜で開催中の「第48回日本眼科手術学会学術総会」で発表を行いました😊

斜位近視といって、外斜視がある方で、目を寄せて両目で見るために、近視が本来の度より強くなることがあります。

斜位近視のかたは「両目で見るより片目をつぶった方がよく見える」「どの眼鏡も合わない」などのお悩みを抱えていらっしゃいますが、斜視の手術をすることでそういった症状は良くなります。

レーシックとICL手術(どちらも自費診療の近視の矯正術)を受けられた方が視力低下を感じ、ICLの入れ替えを予定されていたのですが、実は斜位近視で、斜視の手術で視力が上がってICLの入れ替えをしなくて良かった、という報告でした。

初日の朝イチの斜視のセッションでしたが、思ったよりたくさんの方に聞いていただけました。
ありがとうございました!

この記事の著者 宇井 牧子
CS眼科クリニック 院長

小児眼科&斜視専門医

CS眼科クリニック 院長

長崎大学医学部卒業
東京大学眼科、国立成育医療研究センター、関東中央病院眼科、横浜労災病院眼科医長を経て、2019年に文京区本郷「CS眼科クリニック」院長就任
文京区、台東区、千代田区他、全国各地から多くの患者さんが来院する
(東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目駅」より徒歩5分)
現在も、東京大学眼科 小児眼科外来、帝京大学溝口病院眼科 斜視/小児眼科外来・手術を担当している

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